悪ガキと優等生


小・中学生の頃はずっと背の順が、前から数えても後ろから数えても同じぐらいだった。テストの成績も、学年のなかで常に中位あたりだった。そんなように自分が中途半端だなと感じることが度々ある。白黒はっきりさせないグレーゾーンにいることも個性として受け入れるべきなのに、なぜかそれをネガティヴに考えてしまう。

スケーターは世間的にアウトローのイメージを持たれているが、その少し荒れたアンダーグラウンドのようなカルチャーが魅力と言える。学校をサボったり、タバコのポイ捨てをしたり、街中で友達と騒いだり。自分の中には「悪ガキ」が存在していることは確かだ。

しかし、「優等生」な自分も体の中で一緒に生きているのだ。翌日に仕事がある日は21時に就寝したり、道にゴミが落ちていたら拾ったり、バスや電車で年寄りに席を譲ったり。

完全に悪ガキになれず、完全に良い子になれないのが鬱陶しい。ボーダーラインが分からないから難しい。その時一緒にいる人によって、その割合を少しでも変えてしまうのが悔しい。でも反対に言えば、どちらにも対応できるということになる。

セレブやスーパースターになる人は有名になる前からブレない態度・スタイルを持っていて、それを貫いているからみんなから憧れられる存在になる。そして、その態度やスタイルというのは「優等生」よりも「悪ガキ」に近いと感じる。(遠目で見てる限りは)

タレントにしても、キャラクターにしても個として光るためには多少のエクストリームさが必要なのかな。自分はどう光っていけるのかを日々考える。


Sara Hirayama
2000年生まれ / ミニマリスト・ストリート・フォトグラファー / ライター&編集 / 元アメリカJK / スケーター / 日本の社会問題を英語で発信中(英単語レッスンも!):@toiletmagazine

中学卒業後、一人で渡米。オハイオ州の高校生アーティストが集まるコンテストで写真 Balloon(s) が最終審査で計12,000点の中からトップ300に選ばれる。寮生活の影響でミニマリスト化し、自身のアートも ”Less is more” というスタイルに。2019年には監督・脚本・撮影・編集を務めた短編映画を完成させる。2019年現在、とあるサッカーメディアの編集部でアルバイト、NEUT Magazineの編集部でインターンをしている。脚がアザだらけの新人スケーター。海外の人に日本の社会問題を知ってもらうためにToilet Magazineをゆるく更新中。



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